私たち足場企業が仕事をする上で日々心がけているのは
現場の安全を守ることです。
現場といっても、作業に入る建築物のみではなく
近隣の方たちの安全や安心にも配慮しなければなりません。

たとえば、外壁塗装やリフォームでお客様の物件に足場をかけるとき
塗料や砂塵が周囲に飛散しないよう
シートで養生するのも私たちの仕事です。

足場用語#8「紐付きシート・メッシュシート」

これらのシートは主に塗料や砂塵の飛散防止のために使っているものですが
用途によっては通気性の良いメッシュのタイプや防音性の高いものを使い分ける必要があります。

もしも現場に強風が吹いたら、
シートが帆のように風を受け、大きな力が発生します。
これによって足場が崩れ、近隣の建物や人に被害が及ぶ危険性が高まってしまうのです。
安易にブルーシートを使っている現場も見られますが
それはとても危険な行為といえます。
台風など、風が強い時期はとくに注意が必要で、
風が強い場合には、作業をしない時間帯はシートをたたむ必要があります。

「工事が終わらない期間はシートをたたまないでほしい」

そんな近隣住民様のお声を頂戴することがまれにありますが
事故を防ぐために行っているものなので
ご理解いただければ幸いです。